初めての方へ 24時間受付 メール相談
TEL LINE

アキレス腱炎、断裂 | 柏市・松戸市・南柏駅 南柏駅前しいづか整骨院

お問い合わせはこちら

アキレス腱炎

アキレス腱は、足を動かす上で重要な役割を果たしている部位であると言えます。
それだけにアキレス腱に起こるスポーツ障害は、非常に重大な意味を持っているといえます。
スポーツの性質上、酷使されることの多いアキレス腱は常に小さな断裂と再生を繰り返していると言えます。
この小さな断裂こそが運動による酷使の繰り返しと疲労の蓄積によって発生し、アキレス腱炎の原因と言えます。
アキレス腱炎について表記していきます。

アキレス腱炎の症状

アキレス腱炎は、アキレス腱断裂に比べて軽い怪我であるといえます。
しかし、症状として発生する痛みは、アキレス腱断裂よりも頻繁に起こるのです。
アキレス腱炎の主な症状でもある痛みは、歩行やジャンプなどの足が関わる動作を行うごとに発生します。
また腫れを伴うのも症状の一つで、進行すると腫れを原因とする血行不良やしこりを引き起こします。

アキレス腱炎の悩み

アキレス腱炎を発症すると、足を動かすだけでも痛みが起こるようになります。
運動能力の低下は見られないまでも、痛みが続くため運動も日常生活も困難になりやすいのです。
アキレス腱炎の主症状である痛みは、スポーツの現場では我慢すべきものとして指導されていることが多々あります。
しかしアキレス腱炎を治療せずに、痛みを我慢して運動を続けていると炎症を起こした組織が繊維状の瘢痕組織に置換されてしまう場合があります。
瘢痕組織に置換された組織は元通りに再生しなくなる為、アキレス腱断裂の発生原因になりかねない症状です。

アキレス腱炎の予防

アキレス腱炎を予防するには、運動前のストレッチと運動後のアイシングで炎症を防ぐことが効果的です。
ふくらはぎの下腿三頭筋を伸ばすストレッチは、アキレス腱の負担を軽減する効果があり、アキレス腱のスポーツ障害を予防する為には欠かせないものと言えます。
運動後のストレッチやアイシングは炎症を防ぐ為には欠かせないものなので、忘れないようにしましょう。

アキレス腱炎の治療

アキレス腱炎の治療に当たっては、運動を休み幹部を安静にしておくことが重要です。
痛みを抑えるための消炎鎮痛剤の投与や患部のアイシングを続け、痛みが引いたら温熱療法で血行を促進していくのが基本的な治療法です。
しいづか整骨院では温熱療法、電気治療などと一緒に最新医療機器の超音波治療を併用しながら炎症を引かせるように治療をしています。
完治後は、練習メニューの見直しなどの再発予防策を講じて行くことが大事です。

アキレス腱断裂の原因

アキレス腱は、ふくらはぎから踵に掛けて存在している腱で足首から先を動かす役目を持っています。
足は、歩行の際に最初に地面に接する部位である為繊細な重心制御を行う役目を持っています。
この足の機能に大きく関わっているアキレス腱が急激な伸縮を行うなどして強い力が掛かることによって、断裂するのがアキレス腱断裂です。
特にストレッチなどの準備体操不足などで体全体の柔軟性の低下が原因で、ふくらはぎなどの固さがありスポーツは特に急激な動作を必要とする場面が多く、発症する可能性が日常生活よりも高いと言えます。

アキレス腱断裂の症状

アキレス腱断裂を起こすと、後ろから誰かに蹴られた様な感じを受けたり、「バチン」というような耳で聞き取れる程度の音が発生し、歩けなくなります。
アキレス腱が断裂した後アキレス腱部には凹みが見られ、指先で押すと沈むようになっています。
アキレス腱が断裂した後の足は他の腱の働きで足先を足首側に曲げることは出来るものの、爪先立ちをすることが出来なくなります。
痛みは断裂した瞬間と、腱のあった部位を触った時などに強く起こります。

アキレス腱断裂の悩みどころ

アキレス腱断裂が起こると、運動はおろか歩行にも障害が発生します。
人間の足は歩行する時、踵から爪先の順番で地面から離れていきます。爪先が離れる時、足はアキレス腱断裂の状態では難しい爪先立ちの状態になっています。
そのため、足を引きずるような形で歩くことになるのです。
運動中にアキレス腱断裂が起こった場合、腱が切れた時の痛みでうずくまってしまうことが多い為、気付かないと言うことはないのが救いと言えるかもしれません。

アキレス腱断裂の予防

アキレス腱断裂の予防には、運動前の足首周りのストレッチ、ふくらはぎのストレッチが有効です。
準備運動で行うアキレス腱伸ばしや足首を回す体操などが代表的です。
ストレッチ以外では、急な動作を行わないように注意することが大事です。

アキレス腱断裂の治療

アキレス腱断裂の治療では、腱の縫合を行なう外科手術が主流でしたが最近では患部をギプスなどで固定した上での保存療法が広まっています。
しかし、スポーツ選手や若い人では観血的に腱縫合術が行なわれる事が多いようです。
アキレス腱断裂の保存療法は、最初に腱を修復しないといけないので2~3週膝関節90度の屈曲、足関節自然下垂位(つま先を伸ばした状態)でギプスなどで固定を体重をかけないようにします。
その後固定範囲を変えながら役8週間固定固定をし、状態をみながら固定をはずしていきます。
受傷後6ヶ月でジョギングなどの軽いスポーツを開始し、7ヶ月で本格的に練習を始め、完全復帰は8ヶ月以降を見据えてリハビリ、治療を心がけましょう。